小浜商工会議所青年部会長 ご挨拶

令和4年度 

小浜商工会議所青年部 

会長 西 良徳 

《スローガン》

We are the YEG

商売繁盛こそが街のため

《基本方針》

令和2年から始まった新型コロナウイルスとの戦いは、2年経った今も続いています。密を避けることを求められ、様々な活動が制限される中、私たちは新たな挑戦をしてきました。新しい仕組みを学び、たくさんの気付きがありました。まさに新しい時代のスタートを切ったかのようです。

この新しい時代のスタートにおいて、皆さんに忘れないで欲しい事は、人が集まる事の大切さや、実際にその場にいることでこそ成り立つ事があるという事です。

オンラインには絶対にできない、実際に会うという効果、それを考えた時、私はYEGが集まる事は決して不要不急でなく、原点ではないかとさえ考えます。

さて、YEGに所属する意義、YEGで活動をする事の意義はなんでしょう?皆さんは、「どうしてYEGに所属していますか?」と質問された時、すぐに答えられるでしょうか?

私は、たまたまご縁をいただいてYEGに入会しましたが、目的はありませんでした。最初の数年間は本意でない時間を使っていました。しかし、私は先輩や会員にきっかけを与えていただき、会長の任を受けるまでになりました。

平成27年、私は委員長をさせて頂いた際、会員全員に「意識調査アンケート」を行ないました。アンケートの内容は ①YEGに満足しているか ②YEGに目的を持っているか ③積極的な参加しているかです。

その結果、この3つのキーワードが全て繋がった結果が出ました。積極的に参加しているメンバーは、目的もありYEG活動に満足している事がわかりました。

しかし、私は反対の見方もできるのではないかと思います。目的があるから積極的に参加しているのではなく、積極的に参加したから目的が見つかり満足につながった。

どちらにせよ、参加することで偶然に何かを見つけられるかも知れません。

もし、小浜YEGがこのような歴史を重ねてきたとするならば、私は会長として、会員の皆さんに沢山のきっかけや機会を作る活動をしなければなりません。

YEGはイベントで街をよくする為だけの団体だとは私は考えません。自社企業の成長ために参加する団体であり、YEGはそのためのツールでなくてはならないと考えます。

経営者は判断の連続で、情報が溢れた中であっても決断し、答えを探して行かなければなりません。

様々な情報を集めつつ、多様な考え方に触れてみる事は大切です。聞いた事が正しいのか、インターネットの記事が正しいのか、だとすると自分はどうするべきか。目まぐるしく変わる社会の波に適応する力こそが、ビジネスの継続に必要な力です。

私たちは1人ですが、みんな仲間です。自社の存続、成長の為に各会員が繋がり、助け合いましょう。自社が繁盛する事が、結果的に街をよくすることに繋がるはずです。

今年のスローガンは

We are the YEG 〜商売繁盛こそが街のため〜

よくある話ですが、成功者に秘訣を尋ねると、「私はラッキーでした」「たまたま参加した〇〇にヒントを得て行動した事がきっかけとなりました」と聞くことがよくあります。もちろん、同じ経験をしても、何も変わらない人の方が多いでしょう。偶然のチャンスを物にするには準備も必要です。活動の意味を見出すのは自分自身です。きっかけを儲けに繋げるのも自分自身。たまたま参加したYEG活動がきっかけで、皆さんの企業が成長することを願って、1年間会長として取り組んでまいります。

《運営方針》

  • 「スポーツ交流委員会」、「にぎわい活性化委員会」、「会員拡大委員会」、「政策提言委員会」の4委員会で運営する。
  • 30周年宣言に基づいた事業運営を行う。
  • 次世代の青年部を担うリーダーを育成する。
  • 自己研鑽できる事業を運営する。
  • 会員間の親睦、家族との交流事業を行う。
  • 人材育成のための会員開発、積極的な会員拡大を図る。