小浜商工会議所青年部会長 ご挨拶

令和5年度 

小浜商工会議所青年部 

会長

おおきど まさし

大城戸 将司

 

《スローガン》

疾風怒濤(しっぷうどとう)

ニューノーマルの波に乗ろう

《会長方針》

まずは、これまでYEG活動を支えてくださった皆さま、これから一緒に令和5年度を盛り上げてくださる皆さまに心より感謝申し上げます。

私たちはこの数年間に何度『新型コロナウイルス』という言葉を目にし、どれだけその猛威に翻弄されてきたでしょうか。

そして、どれだけその苦難を乗り越え、支えあってきたでしょうか。

スローガンに掲げた『疾風怒濤』という言葉を辞書で引くと

『激しい風が吹き荒れ、大きな波が荒れ狂うさま。

転じて、時代が激しく動き、大きな変化が社会に起こること。』

とあります。それは、

『怒涛の如く早く行動をする』と同時に、

人生とは長いようで短いものであり、しっかりと今を生きるということにつながります。

また、パンデミックという変革の波に耐え、荒波にもまれた私たちが共に手を携え、

新しい時代の潮流を乗りこなしていかなければならないことを意味しています。

同時に、新しいスタンダードや最先端のトレンドを取り入れることが、これからの時代には必要なことです。

例えばそれは、人工知能(AI)、バーチャルリアリティー(VR)、ブロックチェーンなどが考えられます。

実際に昨年、私たち小浜YEGのメンバーは、AR(拡張現実)を使った最先端スポーツである『HADO』というゲームを通して、現実世界にバーチャルの要素を取り入れる体験をすることができました。

また、普段の会議や例会にZOOMを活用するなど、地方に住んでいても最先端技術を使うことによって、都会との差を縮めることができることを実感しています。

これは2024年春に控える北陸新幹線の福井・敦賀開業や、小浜・京都ルートの全線開業に向けて、県外からの観光客や新しい住民にアピールすることができるポイントになると考えられます。

そして今年度は、人と人との繋がりを深めるための3つの目標と、小浜YEGとして活動するための6つの運営方針に取組んでまいります。

《目標》

1.身近な人に喜んで頂ける活動を

孤独感を克服し、健康を育み、幸福感を広めることができる、人と人とのつながりは力強いものです。

デジタル化社会において、その付加価値は益々輝くなか、会員家族をはじめ身近な人々に喜んで頂ける例会を開催し、YEG活動を通してそのつながりをさらに強固なものにし、私たちの貴重な財産にしていきたいと考えています。

2.地域との交流を深める

YEG内だけの活動にとどまらず、外部向けイベントの開催、ボランティアへの協力、ディスカッションへの参加など、地域社会の人々との間に橋を架け、地域を担う存在となることもYEGの大切な役割です。

私たちを育ててくれた地域への恩返しを行なうとともに、YEGの社会的地位の向上を目指していきたいと考えます。

特にここ数年、懇親会などができない状況にあり、YEGメンバー間をはじめ親会やOB会、地域との交流が極端に少なくなりました。

私たちYEGが率先して距離を縮め、『いま何をYEGに求められているのか』を共有する必要があると考えます。

3.経済活動を活発に

一般的に経済活動を活発にするためには、財政政策、金融政策、産業政策などをうまく駆使し、消費や投資を促進することが挙げられますが、私たちYEGができる経済活動は、もっと身近なところにあると考えます。

花見やバザーなどをはじめ、会員間、また時には地域を巻き込んだ幅広い視野での企画を行ない、たとえ小さくとも地域社会にしっかりと根付き、地域に還元できる経済活動を行なっていくことを推進します。

《運営方針》

今年度は次の6つの方針に基づき活動します。

  1. 会員の主体性を尊重した実行委員会制にてYEG活動を運営する。
  2. 30周年宣言に基づいた事業運営を行なう。
  3. 次世代の青年部を担うリーダーを育成する。
  4. 自己研鑽できる事業を運営する。
  5. 会員間の親睦、家族との交流事業を行なう。
  6. 人材育成のための会員開発、積極的な会員拡大を図る。

最後に、YEGの活動ができることに感謝して、

周りの方に還元できるような一年にしたいと思います。

どうぞよろしくお願いいたします。